便利堂が昭和10年に撮影した法隆寺金堂壁画の写真原板が重要文化財に指定されました!
それを記念し、絵はがきセットをリニューアルして新発売!
◆絵はがきセット〈法隆寺金堂壁画〉(19枚組)◆
白鳳時代 法隆寺蔵
法隆寺金堂壁画
―焼損前撮影乾板で甦る白鳳の至宝
奈良斑鳩の法隆寺に千数百年にわたり伝えられてきた金堂壁画は、アジア仏教美術の至宝というべき傑作でしたが、昭和24年(1949)、不慮の火災により残念ながら焼損してしまいました。この19葉の絵はがきは、焼損前に撮影された壁画写真により再現したものです。
昭和9年(1934)、便利堂は「法隆寺昭和の大修理」の一環として文部省より現状記録用に原寸大分割撮影と焼付を委嘱されていました。撮影は、翌昭和10年(1935)8月1日より75日間を要し、総枚数446枚もの分割写真並びに赤外線部分写真を撮り終えました。同時に、便利堂独自の判断によりカラー撮影(当時はカラーフィルムが無かったため、モノクロ乾板をフィルター操作で色分けする4色分解撮影)も敢行されました。また、焼付は変色の恐れがあるとして、さらにコロタイプ版原寸大複製制作の依頼も請けます。これらが結果として、焼損前の壁画を今に伝える貴重な記録となったのです。
サイズ |
15.0×10.5cm |
仕様 |
19枚組 化粧箱入 解説付 |
印刷方法 |
オフセットカラー |
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