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286,000円(税込)
◆小倉百人一首 〈光琳かるた〉◆ 尾形光琳
―琳派の芸術に息づく日本古典の豪奢な美意識が鮮やかに甦る 粋を極めた王朝雅びの歌ごころをいまこそ座右に―
【豪華絢爛!】原本の金彩を忠実無比に復刻した完全版。小野小町・紫式部・小式部内侍・清少納言の上句札計4枚は、本金を補彩しています。
【手作り!】熟練した職人による丹精こめた最高級品。
【極上桐箱!】光琳自らの意匠による趣深い装函まで見事に再現。
琳派を代表する尾形光琳が贅をこらし心血をそそいで作り上げた百人一首かるたは、かれの描いた作品のもっとも小さなものとして名高く、東京国立博物館創立百年記念特別展「琳派」にはじめて出品されたときには多くの人を魅了しました。それゆえに何度か複製化がこころみられましたが、いま、その全貌の完全複製化の夢が実現し欣喜雀躍たるものがあります。制作、解説も完璧の布陣でのぞむことができ、かならずや皆さまにご満足いただけることと信じます。――財団法人 日本古典文学会 初版監修の言葉より
かるた遊びは、貝覆いという古来からの遊戯に源を発します。蛤の貝殻を左右別々にして、一対になる貝片を探す遊戯ですが、一対の貝に同じ絵を描いたり、一方の歌の上句、他方に下句を書くことが行われました。やがて南蛮貿易により、かるた(札)がもたらされ、紙札による歌かるたが普及します。この「光琳かるた」は尾形光琳が、京都の公卿から依頼されて約300年前に制作した「小倉百人一首」かるたで、平安時代以来の伝統を受け継ぎ一方の札には上句と詠み人の肖像(歌仙絵)を、他方には下句と歌意にあった絵(歌絵)を添えています。これは、和歌に対する高度な教養が基礎にあってはじめて描かれるもので、とくに下句の札は光琳独特の典雅さを湛えた現存「百人一首」かるた中、もっとも美しいかるたです。尚、天智天皇・順徳院の上句・下句札計4枚の裏面に、「法橋光琳」の署名と「澗声」の印があることから、「光琳かるた」と称されています。
尾形光琳(おがた こうりん)
万治元~享保元年(1658-1716)、京都有数の呉服商・雁金屋の次男として生まれます。はじめは狩野派に学びますが、俵屋宗達の作風に影響を受け、私淑して数多くの名作を制作しました。光琳がこの流派を大成させたことから、のちにこれを「琳派」と呼ぶようになりました。代表作は《国宝 紅白梅図》《国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱》など。
新古今和歌集の時代ならびに小倉百人一首研究の第一人者である東京大学名誉教授 久保田淳先生に解説を依頼しました。巻頭には百人一首の成立と背景、さらに内容の総論を述べました。次に、天智天皇、持統天皇から順に、後鳥羽院、順徳院までの百首各々について最新の研究結果をもとに詳しく解説しました。
各論の解説内容は、
1 かるたの歌をそのまま活字化(釈文)
2 濁点もつけて歌を詠み下す
3 歌の現代語訳
4 歌の出典と文法的意味をも含む語釈
5 歌人の略伝(伝記)
という順に構成されているので、研究・鑑賞に貴重な資料となります。
全111ページで、袋綴・帙入です。
初版監修/財団法人日本古典文学会
編集/貴重本刊行会
解説/久保田 淳(東京大学名誉教授)
刊行/株式会社 便利堂
| サイズ | 桐箱 16.0×20.5×20.5cm 化粧箱 17.6×23.0×23.3cm 解説書 20.1×13.7×2.4cm |
| 仕様 | 解説書1冊入 総桐箱入(帛紗・匂い袋・特製金具付) 化粧箱付 |
| 印刷方法 | オフセット・金彩色 |