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7,150円(税込)
◆縮小屏風〈白狐〉◆
下村観山 大正3年(1914) 東京国立博物館蔵
下村観山は狩野芳崖、橋本雅邦らに師事したのち、東京美術学校(現在の東京藝術大学)の第一期生として入学し、岡倉天心の教えを受けました。卒業後は同校で教員として後進の指導にあたったほか、日本美術院の創設にたずさわり、伝統的な日本画の技術の継承に大きな役割を果たしました。天心が亡くなる前、オペラ「The White Fox(白狐)」の脚本を書いたことから、この作品は観山が追悼の思いで師を狐に見立てたとする説があるそうです。
サイズ 各27.0×29.7cm
仕様 二曲一双 屏風仕立 解説書入 化粧箱納
印刷方法 オフセットカラー
下村観山(しもむら かんざん)
明治6~昭和5年(1873~1930)、和歌山生まれ。岡倉天心の指導のもと、やまと絵・琳派・宋元画などの古典的な絵画技法を生かし、日本画の近代化に貢献しました。代表作は《重文 弱法師図》《木の間の秋》など。