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著者:中村竹四郎
新編 「星岡随筆」とは ——或る一ト時代の星岡茶寮のような好もしい料亭というものを私は前後に知らない。あれは割烹とか料亭などというものではなく、風雅を解する忙客の為にある現代の閑愛園のようなものだった。魯山人、秦秀雄、林柾木氏などといった人々が厨房のことから客亭の細部にまで心くばりをしており、中村竹四郎氏がそれを主宰していた。そして趣味誌「星岡」を出していた。今ではなつかしいおもい出である——(「忘れえぬ竹四郎氏」吉川英治) ![]() ![]()
【仕様】
判型 : 130×188mm、並製本、320頁
ISBN:978-4-89273-112-9 【目次】
はじめに 食味閑談 からみ大根 枇杷療法 ふぐの味 原色版の話 我観富士登山 水三題 美と醜 大雅の酔筆 私の闘病術 大阪茶寮開設に就いての所感 美食倶楽部以前 往還漫言 往還漫言 大悲閣のおもいで 山中定次郎翁を憶う 四十年前の正月 料理いろは 冬の果物 ある日の考えごと 筍掘り 琵琶湖周遊と醒ヶ井の養鱒 松島の一日半 食味雑記 鮎の味を語る 食味雑記 このごろの二つのおもいで 加谷軍治君の戦死を悼む 北支の旅 食味閑談 武田五一先生を憶う 味のないような味 根津青山翁発願建立の朝霞大仏 炉辺漫談 鮎の源を和知の奥に探る 野尻湖の鰻と法隆寺の桃 星岡のおそば 温雅な作品 赤いルビーのようなマスカットのできる話 炉辺漫談 昔茶寮にあった道具 民さんの茄子 擬宝珠と柿霜餅 一茶翁妙品展観の開催に際して 鶴と孔雀の味 根津青山翁を悼む 謹弔徳川家達公 解題 『星岡』の歩みと竹四郎の星岡茶寮 註/参考文献/初出一覧 |