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    新編 「星岡随筆」

    著者:中村竹四郎
     






    2020年12月10日発売

    定価2,000円+(税)


    新編 「星岡随筆」とは

     ——或る一ト時代の星岡茶寮のような好もしい料亭というものを私は前後に知らない。あれは割烹とか料亭などというものではなく、風雅を解する忙客の為にある現代の閑愛園のようなものだった。魯山人、秦秀雄、林柾木氏などといった人々が厨房のことから客亭の細部にまで心くばりをしており、中村竹四郎氏がそれを主宰していた。そして趣味誌「星岡」を出していた。今ではなつかしいおもい出である——(「忘れえぬ竹四郎氏」吉川英治)

     本書は、北大路魯山人とともに星岡茶寮を経営した便利堂四代目社長の中村竹四郎が、月刊雑誌『星岡』に寄稿した文章を1冊にまとめたものです。

     いわゆる料亭「星岡茶寮」は、大正14年(1925)から魯山人と竹四郎によって共同経営された会員制の料亭です。彼らが開いていた古美術店の二階で大正8年に発足させた会員制割烹「美食倶楽部」を引き継ぎ、茶寮は開店しました。魯山人の類い稀な美と食の才能と、それに影響を受けつつ培われた竹四郎独自の感性によって経営された星岡茶寮は、瞬く間にその名が広まり、文化人や財界人が多く集まる料亭として人気を博しました。

     そのなかで発行されたのが、月刊雑誌『星岡』です。雑誌には、魯山人をはじめとする文化人たちが「趣味人のよき指南者」として芸術や風流にまつわる文章を寄せましたが、その中には竹四郎が寄稿したものもありました。食や芸術、旅や関わった人との話を書いた43篇の彼の言葉からは、星岡茶寮の根底にあった美や食の哲学だけでなく彼自身の仕事論や人生哲学を読み取ることができます。文章の端々から浮かび上がるのは、大正から昭和初期の日本の風景や、星岡茶寮に集った人々の姿です。

     本書は、中村竹四郎生誕130年・没後60年と、昭和10年から大阪の豊中に開設した「大阪星岡茶寮」の開寮85年を記念し出版するものです。雑誌『星岡』に寄稿した竹四郎の随筆から、彼の食や人生の考え方、さらには「星岡茶寮」という空間にあったであろう匂いと一種の美しさを感じていただきましたら幸いです。
     



    【仕様】
    判型 : 130×188mm、並製本、320頁
    ISBN:978-4-89273-112-9

     
    【目次】
     
    はじめに

    食味閑談
    からみ大根
    枇杷療法
    ふぐの味
    原色版の話
    我観富士登山
    水三題
    美と醜
    大雅の酔筆
    私の闘病術
    大阪茶寮開設に就いての所感
    美食倶楽部以前

    往還漫言
    往還漫言
    大悲閣のおもいで
    山中定次郎翁を憶う
    四十年前の正月
    料理いろは
    冬の果物
    ある日の考えごと
    筍掘り
    琵琶湖周遊と醒ヶ井の養鱒
    松島の一日半

    食味雑記
    鮎の味を語る
    食味雑記
    このごろの二つのおもいで
    加谷軍治君の戦死を悼む
    北支の旅
    食味閑談
    武田五一先生を憶う
    味のないような味
    根津青山翁発願建立の朝霞大仏

    炉辺漫談
    鮎の源を和知の奥に探る
    野尻湖の鰻と法隆寺の桃
    星岡のおそば
    温雅な作品
    赤いルビーのようなマスカットのできる話
    炉辺漫談
    昔茶寮にあった道具
    民さんの茄子
    擬宝珠と柿霜餅
    一茶翁妙品展観の開催に際して
    鶴と孔雀の味
    根津青山翁を悼む
    謹弔徳川家達公

    解題 『星岡』の歩みと竹四郎の星岡茶寮
    註/参考文献/初出一覧 

     

    新編 「星岡随筆」


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