付与ポイント 66pt
6,600円(税込)
◆縮小屏風〈重文 夏秋草図屏風〉◆
酒井抱一 江戸時代 東京国立博物館蔵
「夏秋草図」は、酒井抱一が一橋治済の為に尾形光琳筆「風神雷神図」の裏面に描いた作品です。月の光を思わせる銀色の地に、夏から秋の草花があらわされています。向かって右の屏風には、百合や昼顔など夏草が描かれ、背景には地面にたまった雨水が流れ出しており、夏の強い夕立を表現しています。左側の屏風には、葛や藤袴、ススキや野葡萄など秋の草花が大きく風に吹かれています。
サイズ 各25.7×28.0cm
仕様 二曲一双 屏風仕立 和英解説書入 化粧箱納
印刷方法 オフセットカラー
酒井抱一(さかい ほういつ)
宝暦11~文政11年(1761~1828)、姫路藩主・酒井家の次男として江戸に生まれます。画・俳諧・和歌など諸芸をたしなみ、狩野画を始め写生画・浮世絵・土佐派・円山派などの多くの画風を学びましたが、尾形光琳に深く傾倒して江戸琳派の祖となって活躍しました。繊細優美で叙情性豊かな作品を多く残しています。代表作は《重文 夏秋草図》《四季花鳥図巻》など。