絵はがき〈名所江戸百景 両国花火〉歌川広重 TB-071

付与ポイント 1pt

110円(税込)

数量

この商品について問い合わせる

  • 商品コード
    :2400000010715
  • 送料について
    :3,980円(税抜)以上で送料無料
◆絵はがき〈名所江戸百景 両国花火〉 歌川広重 TB-071 ◆
歌川広重    安政5年(1858)    東京国立博物館蔵

身近な方への季節のお便りとしてはもちろん、お部屋のインテリアとしてもおすすめです。
絵はがきを通して、手のひらの上でも、夏の訪れを感じられます。

 
サイズ 15.0×10.5cm
印刷方法 オフセット
 

歌川広重(うたがわ ひろしげ)
寛政9~安政5年(1797~1858)、火消し同心の家職を好まず、歌川豊広の門人となり浮世絵界に入る。初めは美人画や役者絵を描いたが、風景画で名声を得て、風景版画の第一人者となった。花鳥画や肉筆画の作品も残す。代表作は『東海道五十三次』『東都名所』『近江八景』。

 
折々の絵はがき
 川の青はもとより、広い空があまりにきれいでつい見入ってしまいます。そこに描かれている花火の軌道。それをゆっくりと目で追い、ふと気づくと、いつの間にか絵はがきではなく夏の夜空そのものを見上げている気がしてきます。火薬の匂いすら漂ってくるようで、ふいに自分が橋のうえにいるのか、離れた高台にいるのか、はたまた現在に立っているのかがわからなくなります。
 にぎわいから距離をおき高台にたたずむ広重の視線は、花火よりもそれを楽しむひとたちとつかの間に照らされる川と街に注がれているようです。橋と屋形船から届くかすかな喧噪を聞きながら、彼は一人、行く夏を惜しんでいたのでしょうか。にぎやかな夏の夜のはずが、この絵には途方もない寂しさが立ち込めています。
 『名所江戸百景』は118枚もの大揃物で、江戸の行事やそこで暮らす人々が描かれた、浮世絵師 歌川広重による晩年の大作です。目録によると『両国花火』は秋の絵とされているため、これは川じまいの花火を描いたものでしょう。12枚の絵はがきを見れば、江戸に暮らし、さもない日々とそこに住まうひとをとりわけ愛していたのだろう彼の姿が浮かびあがり胸の奥がきゅっとなります。場所だけでない、ひとだけでもない、そのどちらもが合わさることで息づく街の「活気」が描きとめられた、これはまるで広重から江戸の街へ書きつづったラブレターのようにも見えるのです。


注意事項

《送料について》
・本商品は「ポストイン可」の商品です。「ゆうパケット」又は「佐川急便」で配送承ります。
・「ゆうパケット」発送可能サイズは、A4サイズ 厚み3.0cmまで 重さ1.0Kgまで。
・ご注文数量が多い場合は、こちらで配送方法を変更させていただく場合がございます。
・「ポストイン可」ではない商品とまとめてご購入される場合は、「佐川急便」をご選択ください。
詳しくは、ご利用ガイドの[配送について]をご確認ください。

最近チェックしたアイテム